ドコモビジネスでは、林内作業の省人化・効率化・軽労化や安全性の向上に向け、先進的林業機械を中心とした作業システムの実証や現場の実情に応じたIoTシステムの改良などを実施しております。令和4年度では、株式会社筑水キャニコム、南佐久中部森林組合の協力のもと、第5世代移動通信システム(5G)を活用した林業機械遠隔操縦システムの開発、自走式草刈機へのシステム実装による現場実証を行っております。
また、通信環境が悪い山間地域において、上空のバルーンで電波を受信し、山間部の通信環境を構築する林業用バルーン通信システムの開発も合わせて進めております。
これらプロダクトが実用化された場合、林業の作業現場での下草刈り作業を遠隔で行うことができ、安全かつ効率的な作業を実施することができます。
今後、ナビゲーション機能の追加など、操作性向上に向けた機能改善を進めてまいります。
【林野庁実証事業】通信システムを活用した遠隔操作式下刈り作業機械

サービス・ソリューション
- 遠隔操作式下刈り作業機械(5G対応)・林業用バルーン通信システム