
富山県高岡市・氷見市・射水市でタクシーを運行している海王交通株式会社は、富山新港で運航している富山県営渡船の夜間代行業務を受託。
渡船代行タクシーを利用する乗客の有無を確認するため、自動的に乗客を検知してメールで通知してくれる画像認識技術搭載カメラ「みまもりCUBE」を導入し、2人体制で対応していた深夜の業務を1人ですべてできるようにした。
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導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
---|---|---|---|
1 | 渡船代行タクシーを利用する乗客の有無を確認するため、監視カメラの映像を営業所のモニターで運行管理者が、一晩中、見続ける必要があった。 | 1 | 乗客が渡船待合所に入ってくると「みまもりCUBE」が検知し、メールで通知してくれるので、一晩中、監視カメラの映像を見続ける必要がなくなった。 |
2 | 運行管理者はモニターの前から離れられないので、タクシー運転手も配置していた。稼働の少ない深夜の代行業務に2人の人件費は負担だった。 | 2 | 乗客の有無の確認とタクシーの運行が1人でできるようになったので、深夜の代行業務のコストが削減できた。 |
3 | 状況を改善するため検討していたシステムの見積もりが高価だったので、代行業務の売上で賄えるシステムを探していた。 | 3 | 「みまもりCUBE」は初期費用もランニングコストも安価なので、代行業務の経費が従来の10分の1ぐらいになった。 |
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お客さまの声
【導入のきっかけ】
監視カメラの映像を見続ける状況を改善したかった、稼働の少ない深夜の代行業務に2人の人件費は負担だった

富山新港が建設されるまで陸続きだった区間を富山県営渡船が地元住民の足として朝から夕方まで無料で運航していますが、夜間はその代行業務を当社が受託してタクシーを運行しています。定期運行の午後7:00~午後11:00は30分間隔でタクシーを運行していますが、午後11:00~翌朝5:00は不定期運行となり、待合所に設置した監視カメラの映像を当社の営業所にいる運行管理者がモニターで見続け、乗客が来たら運転手に指示を出しタクシーを運行していました。不定期運行の乗客は一晩に平均3人ほどですが、運行管理者はモニター前を離れられませんので運転手との兼務はできません。毎日2人体制で勤務していました。
効率の悪いこの状況を改善したいと思い検討していたシステムの見積もりは、代行業務の売上で賄うには高額な見積もりでしたので、安価なシステムを探していました。
【導入効果】
監視カメラの映像を見続ける必要がなくなり、業務が効率化、代行業務のすべてを1人でできるので、コストが削減

渡船代行タクシーを利用する乗客が渡船待合所に入ってくると、「みまもりCUBE」のセンサーが検知して、スマートフォンにメールで通知してくれます。これまでのように運行管理者が監視カメラの映像を見続ける必要がなくなり、今は運転手がスマートフォンを持っていて、メールが届いたら、添付の写真で乗客の有無を確認し、タクシーを運行しています。
以前は2人体制だった代行業務のすべてを1人でできるようになったことで、コストが削減でき、それに加えて「みまもりCUBE」のコストも安価ですので、代行業務にかかる経費が従来の10分の1ぐらいになりました。勤務体制の面では操作が簡単なのも助かっています。担当の運転手を固定する必要がなく、都合によっては別の運転手がすぐに対応できます。
また、「みまもりCUBE」には、スマートフォンで渡船待合所の乗客と会話ができる機能もありますので、あんしんしてお待ちいただくために声をかけています。こんなにリーズナブルで、こんなに利用価値があるのかと喜んでいます。
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導入システム

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導入サービス
海王交通株式会社さま
業種 | 運輸 |
---|---|
エリア | 北陸 |
従業員数 | 51名~300名 |
事業概要
1968年設立の有限会社新港タクシーが母体。1996年に社名を海王交通株式会社に変更。タクシーのほかに、貸切バス、乗合バス、旅行事業を営み、信頼される地域の公共交通会社として、お客さまから喜ばれるサービスのさらなる向上をめざす。
※ 画面はイメージです。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。