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意外と知らない?ITトレンド用語

NTTコミュニケーションズのICT Business OnlineではITトレンドに関する基本用語を中心に解説しています。用語に関連するITソリューションも紹介しています。

情報ネットワークセキュリティ関連用語

サイバー攻撃による被害を最小限に抑えるために、ネットワークに接続されているコンピューターやシステム、情報資産をサイバー攻撃などの脅威から守るための対策について考えましょう。

  1. CASB

    従業員のクラウドサービスの利用を監視、適切なセキュリティ対策を行うソリューションのこと。CASBが備える機能としては、クラウドサービスへのアクセスの可視化や不正アクセスやデータ流出の阻止、適切なクラウドサービス利用のための監視や制御、送受信するデータの暗号化などがあります。CASBは、2012年に米ガートナーによって提唱されたクラウドサービスの利活用に対する情報セキュリティのコンセプトにもとづいた、適切なセキュリティ対策を行うソリューションです。クラウドサービスアクセス時のハブとして導入することで、クラウドサービスの利用状況を可視化して監視し、各種制御を実現します。

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  2. シャドーIT

    情報システム部門などが関知せず、ユーザー部門が独自に導入したIT機器やシステム、クラウドサービスなどのことを「シャドーIT」と呼びます。こうしたIT機器やクラウドサービスは適切に管理されないことが多く、仮に脆弱性が発見されたとしても対策されない可能性が想定されることから、シャドーITはセキュリティ上のリスクとなっています。特に昨今ではクラウドサービスの無断利用が問題となっていることから、CASBの導入によるクラウド利用の把握と社内のセキュリティポリシーに基づいた制御を検討する企業が増えています。

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  3. SIEM

    ネットワークの監視、サイバー攻撃やマルウェア感染などのインシデント検知を目的とした仕組みのこと。SIEMとは、ファイアウォールやIDS/IPS、プロキシーなどから出力されるログやデータを一元的に集約し、それらのデータを組み合わせて相関分析を行うことで、ネットワークの監視やサイバー攻撃やマルウェア感染などのインシデントを検知することを目的とした仕組みです。SIEMを日本語に直訳すると「セキュリティ情報イベント管理」になります。

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